Blueです。
今回は、こちらの本を読みました。
今回も、読んだきっかけ、おもしろいと感じた点を、頭の整理や備忘も兼ねて記事にしました。
contents
■読んだきっかけ
日々生活していると、必然的に自分の感情と向き合う毎日です。
仕事面では、業務が上手く進まないこと、上司とのコミュニケーション等、ストレス・悩みが尽きません。
そして仕事だけでなく、ゲイであることを隠して(クローゼットに)生きていると、家族、友人、職場関係の人間関係での葛藤や悩みなんて四六時中です。
葛藤に押しつぶされそうになることも多く、怒りたくなるようなこともときにあるのですが、できるだけ心穏やかに生きたい、と思っている毎日です。
自分の感情を理解し、そしてこれらの感情と上手に付き合いたい、そんな方法を求めてこの読んで見ようと思いました。
この本を読んでみて、いかに自分が“怒り”に就いては、考えずに(考えることを避けてきたか)ということに気づかされました。
以下は、この本の中で記述で自身が学び、感じたことです。
■怒りとは
この本の本文の記述をかりると、”怒り”を次のように記しています。
怒りとは、何か問題があるということを伝える大切な感情。怒りはあなたに行動をするようにけしかけます。そしてそれは、あなたが無視すべきではないメッセージです。
また、この本の中では怒りを11の怒りのスタイルに分類しています。
■11の怒りのスタイル
- 怒り回避
- 陰険な怒り
- 内に向けられる怒り
- 突然の怒り
- 恥に基づく怒り
- 意図的な怒り
- 興奮するための怒り
- 習慣的な敵意
- パラノイア(恐れに基づく怒り)
- 道徳的な怒り
- 憤り/嫌悪
それぞれの“怒り”の定義や詳細な説明は、実際に本を読んでもらいたいと思いますが、私の怒りは「怒りの回避」と「陰険な怒り」に分類されるということが分かりました
それらの項目は簡単に記すと、
【怒り回避】
“自らが怒る事を悪いことと感じてしまい、他人に対して怒ることをせず、自身に中に閉じ込めてしまう。
「すみません」と謝りその場をしのぐことで、自尊心が少しずつ少しずつ削られていく。“
【陰険な怒り】
怒りを相手にぶつけるのではなく、相手の意に従わないで怒りを表明する。
我ながら、怒るのが下手なんだな、と気づかされました。。
■怒りとのと付き合い方
怒りは自分自身の感情であり、自分自身でつくり出したもの。怒りは何か原因があって生じるもの。まず大切なのは、怒りへの対処ではなく、怒りの要因を探り・理解すること。
自らの心理的安全性を保ちに行くのは、他の誰でもなく自分です。
自身の気質・性格を正しく理解して、正しく対処する事が求められるそうです。
私の「怒りの回避」「陰険な怒り」に対して確りと向かい合っていかないといけないと感じました。
性格上やはり、怒りを人にぶつける、ということは苦手なのですが、自分の意見を相手の心情を荒げることなく的確に伝えていく自己主張(アサーション)のスキルをしっかり身につけたいと思いました。
冒頭にも記した通り、自分の感情を理解し上手に付き合いたくて、答えを求めるため読んでみましたが、アンガーマネジメント、とても奥が深いです...
「怒りに就いて正しく理解し、向き合っていく」ということを意識する良いきっかけになりました。
アンガーマネジメントに就いては、この本の他にもいろんな種類の本が出ているので、時間を見つけて他の本も読んでいきたいと思います。
それではまた次回の記事で。
Blue